孤高のカントリー・フォーク・ブルース・ギタリスト&シンガー。鬼気迫るギター・テクニックとボブ・ディランやトム・ウェイツを髣髴させる語りかけるようなヴォーカルが魅力のミュージシャンだ。
北カリフォルニア出身(サクラメント川付近で育つ)ながら、テキサスとオクラホマ出身の両親の影響で、生まれながらブルースに親しむ。幼少の頃は魚釣りか、カーター・ファミリー、ジョン・リー・フッカーなどのフォークやブルースを聴いて育つ。ブルース・ミュージシャンとしての本格的なスタートは、1989年ミシシッピー、デルタ旅行でのジャック・オーウェンズとの衝撃的な出会いと、1964年ニュー・ポート・フォーク・フェスティバル音源でスキップ・ジェイムスを聴いたことがきっかけとなっている。ブルースシンガー・ソング・ライターの道に専念することを決心した彼は、地元へ戻った後、本格的に音楽を勉強するためLAへ移り、芸術学校へ通い、曲作りに励む。LAのクラブやバーでライブも積極的に行い、その下積み生活を10年間も続けたという。その頃、Robert Pete WIlliams, Skip Ja
カリフォルニア州サンタバーバラ生まれのGlen Phillipsは86年にオルタネティヴ・ロック・バンドToad the Wet Sprocketを結成。フロントマンとして活動後、98年7月に解散。ソロ・シンガーとなる。正統派(少しメロウな)シンガー・ソングライターであるGlen Phillipsは01年にEthan Johnsのプロデュースで初のソロ・アルバム『Abulum』を発表後、『Live at Largo』(03年)、『Winter Pays for Summer』(05年)、『Mr. Lemons』(06年)、『Secrets of the New Explorers』(08年)とコンスタントに新作をリリースしている。