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1960年代後半から世界各国を放浪。ヒッピー世代を象徴するカリスマ的存在。言わずと知れたCANの全盛期を支えたボーカリスト“ダモ鈴木”。1990年代から世界各国をツアーして、現地のさまざまなジャンルのミュージシャンと楽譜もリハーサルもなしに行う直感的ライブ・セッション“ダモ鈴木ネットワーク”を開始。独自の即興的歌唱法(インスタント・コンポージング)を主軸に生み出される“其の時の音”は、ともにセッションを行うミュージシャンはもちろんのこと、その場に集まった全ての人々にエネルギーを与える。まさに唯一無二の存在。


デビューは2003年のニューオーリンズ・ジャズ・フェス。現在進行形のニューオーリンズ・ファンクを代表するスーパー・グループ、それがダンプスタファンクだ。アーロン・ネヴィルの息子アイヴァン(kbd)を中心に、アート・ネヴィルの息子イアン(g)、現ネヴィル・ブラザーズ・バンドのニック・ダニエルズ(b)、そして元ネヴィルズのトニー・ホール(b & g)に、新メンバー ニッキー・グラスピー(ds)が加わり、なんとも豪華な顔ぶれだ。 鋭角なリフを強調して全員でゴリ押しするブラッキーなファンク・ロックは、いわゆるジャム・バンド系のクリーンな感触とは一線を画す、ワイルドなグルーヴが横溢する。またイアンを除く全員が歌えるという強みもあり、爆発するビートに絡むコーラス・ワークも素晴らしい。特筆すべきは曲によって導入されるニックとトニーのダブル・ベースだ。ゴツゴツとしたファンク・ベースにチョッパーが絡む低重心ビートは豪快というしかない。脈々と受け継がれるネヴィルズの血脈に若き獰猛な血が加わり、ニューオーリンズ・ファンクがさらに前へ進もうとする意気込みに溢れている。ニューオーリンズ・ミュージックの愛好家はもちろん、旬のファンク、ブラック・ロックに飢えた人にはど真ん中の存在だろう。 Official website

Dumpstaphunk:アイヴァン・ネヴィル(B3 organ)、イアン・ネヴィル(g)、ニック・ダニエルズ(b)、トニー・ホール(b)、ニッキー・グラスピー(dr)


1949年、アメリカ、カリフォルニアで、整形外科医の父と彫刻家の母の間に生まれる。12歳でボブ・ディランに衝撃を受け、ギターに惹かれ、たまたま従姉妹の夫であったジョン・フェイフィからオープン・チューニングの手法を習う。17歳でヒッピー旋風の中心地サンフランシスコへ。2年間をヒッピー・コミューンで過ごす。その後ハワイへ移住。彼女の歌は、そんな暮らしのなかから、人との出会いから生まれる。 シンガー・ソングライターとしてだけではなく、画家(ライヴ・アルバムのジャケット・イラストはアリシアが著書のために描いたもの)、デザイナー、作家としても活躍。ヒッピー・コミューンでの暮らし方を綴った著書『地球の上に生きる』を1970年にアメリカで出版。日本では2年後に翻訳出版され、再版を繰り返し、40年たった今でも多くの読者をもつスローライフのバイブルとなっている。

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